毛抜きで処理をするのは厳禁!?光脱毛、レーザー脱毛を受けている人は注意

脱毛基本情報

毛抜きによる脱毛は、安価で100均一などで購入をしても繰り返し使用ができることから、セルフ脱毛の中でも多くの人が選択している方法だと思います。カミソリに比べて次に生えてくるまでの時間が長いことから、脱毛を行う頻度も3〜4日に1回程度で済む場合も多いので、手間がかからないように感じますよね。

しかし、毛抜きによる脱毛が原因の肌トラブルは多く、特にエステサロンや医療機関で脱毛を行っている場合には決して行ってはいけないことはご存知だったでしょうか?

サロンや医療機関に通っている時、次に施術を行うまでに期間が空いてしまう場合がありますよね。その際、我慢ができずに自己処理をする方は多いと思いますが、毛抜きを使用した場合はその後の施術に影響が出てきてしうのです。

「どうして毛抜きで処理をしてはダメなの?」

そんな疑問を持った方のために、その理由について説明していきたいと思います。

光脱毛機やレーザー脱毛の効果がなくなってしまう!

カミソリは問題ないのに毛抜きがダメな理由は、光脱毛やレーザー脱毛は毛周期を狂わせることによって抑毛したり毛が生える組織を破壊したりします。

ところが、毛抜きで毛を毛根から抜いてしまうとせっかく狂った毛周期が元の正常な状態に戻ってしまいます。その結果、いつまでも元気な毛が次々と生えてきてしまい、光脱毛やレーザー脱毛をしている意味が全くなくなってしまうのです。

せっかく高い費用をかけて脱毛をしているのに、終わる期間がどんどん伸びてしまえば、終了までの時間も費用も余計にかかってしまいますよね。そうならないためにも、光脱毛やレーザー脱毛を受けている部位は毛抜きで処理をすることを控えておきましょう。

色素沈着を起こしてしまう

毛抜きでの脱毛は毛を引っ張って抜くために、負担がかかって毛穴が赤くなってしまうことがあります。

色素沈着とは皮膚が黒くなってしまい跡として残ってしまうことを言いますが、ダメージを受けた毛穴に起きることが多いのです。当然、赤くなった毛穴というのはダメージを受けた状態なので、色素沈着をする可能性も高くなってしまいます。さらに、赤くダメージを受けた状態の毛穴にレーザー脱毛等を行うと、そのダメージはさらに強くなってしまう危険性があるのです。

毛穴にダメージを与えた状態を作ってしまう毛抜きは、色素沈着を起こすリスクがとても高くなってしまうため、レーザー脱毛や光脱毛を受けている時は避けた方がよいのです。

一度色素沈着をしてしまうと、もとの綺麗な状態に戻すには時間がかかってしまいます。やはり見た目も気になってしまいますので、リスクはできる限り小さくしておいたほうが良いですね。

埋没毛になってしまう

埋没毛とは、皮膚で丸まった毛や毛穴が黒くぶつぶつとしてしまう毛のことを指します。

なぜ埋没毛がいけないのかというと、光脱毛の光は埋没毛には効果がないからなのです。せっかく光を当てても効果がない毛が多ければもったいないですよね。しばらくたてば皮膚を突き破って生えてくることもありますが、スピーディーに脱毛を終えるなら埋没毛はないほうが良いと言えます。

また、毛穴が黒くぶつぶつになると、脇などの太い毛が密集している部分はどうしても黒ずみが目立ってしまいます。触った感じでも毛穴が盛り上がっているのが分ります。光脱毛により毛穴が目立たなくなった部分との差も出てきてしまうので、なるべくなら起こらないようにするのが無難ですね。

まとめ

このように毛抜きで処理をすることで、光脱毛やレーザー脱毛へ様々な影響が出てしまうことが分かりましたでしょうか。どちらも事前に自己処理をしてから施術をしますので、知らずに毎回毛抜きを使ってしまうと、いつまでたっても毛が少なくならないという結果に繋がってしまいます。時間とお金をかけて行うことなので、そんな失敗は誰でもしたくはないと思います。

ですが、光脱毛などを受けていない部分でどうしても毛抜きを使いたい時は誰にでもあると思います。その場合に、少しでも肌トラブルをなくすために下記の項目に注意するとよいでしょう。

①よく温めて毛穴を開かせてから抜く
②毛並みに沿って抜く
③アフターケアをしっかりと行う

お風呂上がりが最も毛穴が広がっていますので最適ですし、それ以外ですとホットタオルをしばら当ててもよいでしょう。

また、アフターケアとしてはボディークリームなどで保湿をしっかりと行っておくことが大事です。保湿は毛抜きを使用する場合だけでなく、光脱毛やレーザー脱毛でも抑毛のスピードを早める効果があるので、常に気にしておくとよいと思います。

以上のことに気をつけて、肌トラブルを起こさない脱毛を目指しましょうね。