はじめに
女性なら1度は経験するであろうダイエット。
この記事では食事法に注目します。なかなか痩せられなくてお悩みのあなたに、88kgから55kg、33kgの減量に成功した筆者が、おすすめの食事法をご紹介します。
食事制限してるのに痩せない時こそ食事内容を見直すチャンス
すぐ痩せたけど反動でリバウンドをしてしまった。
あなたが一生懸命頑張っているダイエット、実は食べているものではなく食べる方法に問題があるのだとしたらその食べ方、知りたくありませんか?
もしかしたら食事法を変えれば今より簡単にダイエットを実現させることも可能です。
私が意識していた3つの食事法を伝授します!
汁物ファースト!食べる順番で痩せ体質になる!
あなたの目の前にご飯、鶏の照り焼き、ワカメサラダ、味噌汁があったら、あなたはまず何から食べますか?
ご飯または鶏の照り焼きと答えたあなた、ストップ!!!味噌汁のお椀を持って味噌汁をまず最初に食べてください。
お腹が空いた状態での1口目~前半はカロリーが低いもの、お腹にたまりやすい汁物を最初にいただくようにしましょう。
なぜかというと人は空腹状態の体だと、栄養の吸収率が良くなっている状態です。
そのような状態で糖質の高いご飯や脂質が多めの主菜を食べると栄養が一気に吸収され、太りやすくなってしまいます。
それだけではなく、糖質・脂質の高いものを食べると血糖値が急激に上昇し胃腸への負担も大きくなります。
反対に汁物からいただくと吸収率は緩やかになり、そのあと主菜やご飯を食べた時の吸収率をゆるくしてくれる効果をもたらしてくれます。
同時に血糖値の上昇も緩やかになるため、太りにくくなります。
さらに汁物には”汁”というくらいですから水分がたくさん含まれています。
お腹に溜まってくれるので最初にいただくことで、そのあとの食べ過ぎ防止にもとても効果的です。
全く同じ食事内容でも食べる順番によって体の中での消化・吸収に大きく左右されます。
食事をするときは汁物からいただくようにしましょう。
汁物→副菜→主菜→ご飯
という順番でカロリーや糖質・脂質が低い順番で食べることをお勧めします。
合言葉は6:4!ご飯と主菜の黄金比
食事の内容はご飯が6割、おかずが4割がベストと言われています。
ダイエット中なのにおかずよりもご飯を食べて良いの?と心配になるかもしれません。
はい!大丈夫です。
ただしここでいうご飯は「お米」のことであってパンや麺類は指していません。
実はご飯は塩分、油分が含まれていない大変優秀な食べ物です。
パンや麺類は作る工程でどうしても油や塩を使います。
さらにパンや麺類はそのまま食べる!という人は少ないと思います。
パンですとトーストしてジャムやマーガリンをつけていただくことがほとんどですよね。
麺類、例えばスパゲッティーですとお肉や野菜と一緒に炒めたりして素材そのものにも油分や塩分が含まれているのに、カロリーや油分などを上乗せする形になってしまうので、同じ糖質を摂取するなら断然お米がおすすめです。
そしてお食事の6割をご飯、4割をおかずにしてみてください。
するとおかずの食べ過ぎに気づくと思います。おかずを減らして、ご飯を増やすことで、結果として脂質を減らし、ヘルシーになるのです。
そして、もしできそうならご飯を白米からもち麦などの雑穀ご飯に変えてみてください。
雑穀には白米の数倍ものビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれており、ビタミンやミネラルはダイエットの手助けをしてくれます。
食物繊維は便秘を改善し、腸内環境を整えてくれる効果があります。
そう聞くと食べない手はありません。
私がダイエットをしていたときは、できるだけストレスになるようなことはしたくなかったので、この方法はとても良かったです。
ダイエット前を振り返ってみると1人暮らしだったため、1人分だけ作るのが難しいメニューを作ると、ついつい2人分のおかずを1回で食べてしまったりしていました。
そこでおかずを減らしてご飯を雑穀ご飯に変更し、ご飯の量を増やしたら頑固だった便秘も1週間くらいで改善されて、ぽっこり出ていた下っ腹が引っ込みました。
もちろん体重も減り、とても嬉しかったことを覚えています。
今日食べたものが明日の自分を作る!食事を記録してみよう
レコーディングダイエットという言葉を聞いたことがありますか?
一時期流行し、芸能人も番組の企画でチャレンジしていたこともありました。
レコーディングダイエットとは自分の体重やその日食べたものを記録(レコーディング)するというダイエット法です。
①や②で3食をきちんと食べる上でのポイントを書きましたが、現代において1番気をつけなくてはいけないのが実は間食なのです。
自分では食事を管理し、量を減らしたり工夫をしたりしていても、太りやすい食べ物を間食で食べていてはせっかくの努力も台無しになってしまいます。
ポイントは食べる前に書くことです。
なぜかというと食べる前に書く、と決めると書く手間の面倒くささが食べたい気持ちよりも上回って食べなくなるのです。
私の場合は「食べるなら書かなくちゃいけないから今はいいかな」が気づいたら何日も続いて、結果レコーディングダイエットを始めた当初5回くらい間食をしていたのが2回に減りました。
また、食べた後に書こうとすると、書くのを後回しにしてしまい、記録が曖昧になってしまう可能性があるからです。
まずは食事の内容よりも毎日の体重と正確に食事の内容を記録することに集中しましょう。
1週間、または1ヶ月後、自分が何を食べていたのか振り返ってみましょう。
きっと間食の多さにびっくりするはずです。
レコーディングダイエットの最大の目的は”気づき”です。
自分が食べたものが未来の自分を作ります。
やってみると無意識に行っていた”自分を太らせている原因”に気づくことができます。
まずはノートでもカレンダーでもいいので目覚めてから就寝までその日1日に食べたものを書き記していきましょう。
今だとレコーディングダイエットができるアプリがたくさんありますので。自分のライフワークやデザイン、使いやすさをみて自分に合ったアプリを使ってみてください。
私のオススメは、できるだけシンプルなものです。
この方法はとにかく長続きさせることが肝心です。
写真を載せるとアプリがカロリー解析をしてくれたり、品目を登録してカロリーを設定することができる便利なアプリもあるのですが、記録するために写真を撮ったり、設定する手間暇が惜しいですよね。
何より面倒になって続かなくなってしまうので、毎日の体重と、食事をメモできればそれで十分です。
まずは1ヶ月、やってみてください。
食事制限だけじゃない!ダイエットの本質は健康に向き合うこと
33kg痩せてわかったことは「88kgの私は太っている以上に不健康だった」ということです。
朝からがっつり、食事前のつまみ食いは常習、寝る直前も食べていて胃腸は常に疲れ、体も疲れやすい体質だったと思います。
すぐに結果を求めてリバウンドもたくさん経験しました。
いろんなことにチャレンジして初めて、新しいことを始めるより自分の生活を工夫することの方がストレスが少なく長く続けることができると身をもって実感しました。
食べる順番を意識する、お米とおかずの割合を意識する、体重と食べたものを記録する、この3つです。
痩せるために、何より健康になるためにできる範囲で始めてみてください。
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