全身脱毛にはどんなリスクがあるのでしょうか

脱毛のデメリット

全身脱毛をすることによって起こるリスクとはどんなものがあるのでしょうか。

場所によっては手軽にできる脱毛ですが、体に何らかの影響をおよぼすかもしれません。

こんなはずではなかったと思うことのないように、実際にチャレンジする前に脱毛にはどんなリスクがあるのかを知っておきましょう。

火傷のリスク

エステサロンでは強いレーザーは使わないので火傷の心配はほとんどありません。

しかしクリニックで行う医療脱毛では、毛根を全て焼き切る強力なレーザーを使用するため、稀に火傷の恐れがあります。

クリニックでは有資格者の医師がついているので、火傷の際はすぐに治療してもらえますが治療にかかる費用は負担しなければいけない場合もあります。

照射部の赤み 

クリニックで行う医療脱毛は、脱毛した部分はほぼ全てに赤みが出ます。

特にワキやVIOなど毛が濃い部分にはヒリヒリとした痛みが2~3日ほど続くことがあります。

皮膚ガンのリスク

脱毛に使うレーザーによって皮膚ガンになりやすくなるのではと思い、脱毛に踏み切れない人もいるのではないでしょうか?

結果から言うと脱毛をすることによって皮膚ガンになることはありません。

皮膚がんは紫外線が皮膚の細胞を破壊することによって起こる病気です。

脱毛で使われるレーザーには紫外線は全く含まれないので、ガンの原因になることはありません。

日常で外に出るときの紫外線対策をするほうがよっぽど皮膚ガン対策になると言えるでしょう。

VIO部分に照射する際に使うレーザーも同じく紫外線は使用していないので、

子宮に影響をおよぼしたり子宮頚ガンになるリスクもありません。

毛嚢炎 

毛嚢炎とは毛穴の奥に常に存在する菌(ブドウ球菌)が感染して炎症を起こす症状です。

肌のバリア機能が一時的に低下し、痛みなどはありませんがニキビのようなものが出来てしまいます。

クリニックの医療脱毛では医師の診断のもと薬を処方してもらえますがエステ脱毛では医療行為は出来ないので薬は出ません。

気になるようなら別で病院へ行った方がよいでしょう。

毛が太くなる・硬くなる【増毛化 硬毛化】

普段ほとんど見えない産毛のような毛が、脱毛のレーザーを受けることによって活発になり毛が太くなったように思えることがあります。

また、脱毛した部分に後から生えてくる毛がレーザーの影響で硬くしっかり生えてきてしまう場合があります。

汗の量が増える

脱毛で毛根からしっかり毛が無くなると、普段その毛根部分で受け止めていた汗がそのまま流れてくるので汗が多くなったと感じることがあります。

汗の量は変わらないのですが受け皿となる場所が無くなった分、体感的に汗が多くなったと感じる人は多いようです。

シミができる恐れがある 

脱毛で使うレーザーは毛根にある黒い色素(メラニン)に反応して照射します。

この時、元からある黒っぽいシミやほくろにも反応して照射してしまう場合があります。

その際に火傷状態になりシミができたようになります。

他にも、施術後に日焼けをしてしまったり保湿を怠ったりすると

肌にダメージを与えてシミになってしまう事がありますので、脱毛後のアフターケアをしっかりする必要があります。

まとめ 

ここにあげた脱毛のリスクを理解し、これだけは避けたいという内容があったのなら事前のカウンセリングでそのリスクを相談しながら自分の希望に合った脱毛にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。