体毛の意味の意味を知ろう!ムダ毛はほんとうにムダなの?

『ムダ毛』の処理は女性にとって大きな悩みであり、処理をマメにすることが面倒に思う人は、永久脱毛を希望する人も多いと思います。

 

そもそも、なぜ『ムダ毛』と呼ばれるものが存在しているのか気になったことはないでしょうか。「ムダなら退化していってもよいのではないか?」そう思う人もいるでしょう。

 

なぜ、人間が進化する過程でなくならずに、『ムダ毛』と呼ばれながらも私たちの体に残っているのでしょうか。それは、ムダ毛自体には意味があり『ムダ』ではないからです。

 

現在は、脱毛の方法が安価で多様にあることから、気軽に永久脱毛をする人が増えていると思います。もちろん、脱毛をすること自体が悪いことではないのですが、体毛がなぜ存在しているのかを知っておくことも大切だと思います。

 

どういった役割をしてくれていて、私たちの体にどのように影響しているのかをまとめてみましたので、是非理解をして頂きたいなと思います。

皮ふを保護してくれている

体毛は人間のからだが何かとぶつかった時、衝撃や摩擦から守ってくれる役割を果たしています。例えば頭ですと、髪の毛があることで外界の衝撃や紫外線から大切な脳を保護しています。まゆ毛は、目に汗やほこりが入ってしまうのを防いでくれますし、わき毛は汗を発散させ皮ふの摩擦から保護してくれています。

このように、体毛は日常生活の中にある刺激や衝撃によるケガや病気を防いでくれているのです。あまり実感がないかも知れませんが、頭に髪の毛がないと何かがぶつかった時の衝撃は髪の毛がある時に比べて大きくなりますよね。このように、「もしなかったら・・・」ということを想像してみると、より分かりやすいかも知れませんね。

触覚機能

触覚機能とは、何かが体に触れる前に体毛が先に触れてくれることで、微妙な感覚をキャッチしてくれることを言います。なぜ体毛で感覚が分かるのかと言いますと、皮ふの下で毛を支えている立毛筋が触覚を脳へ伝達してくれているからです。

中でも一番発達しているのが体毛の中でも一番長い髪の毛です。髪の毛に何か触れて障害物に気が付いたという経験をしたことは誰にでもあると思います。脳は人間の体のなかでとても大切な部位です。暗闇でも危険や障害物の存在をキャッチするために、髪の毛は進化の過程で退化せずに、ずっと存在し続けているのです。

体温を維持

私たちの体には、内部環境を一定に保っておくシステムがありますが、これをホメオスタシスと呼びます。体温を一定に保つことも含まれており、体温の維持に欠かせないのが体毛なのです。もともと体毛の一番の役割は体温の維持であるため、進化前のヒトは多くの体毛で体を包んでいたのです。現在は衣服があるため、多くの体毛で体を包む必要せいがなくなってしまったので、その機能はあまり必要とされていないかも知れませんね。

性的特徴・ファッション性

性的特徴とは、いわゆる「ひげが生えていて男らしい」や、「髪の毛が長いと女性らしい」といったように、体毛が男女の性別の特徴をより分かりやすくする役割を持っているということです。特に髪の毛は、髪型によってその人の特徴を表しているものなので、アイデンティティにもなります。

『体毛の役割』としてはあまり考えたことはないかも知れませんが、「髪の毛が短い人」や、「髪の毛を二つに結んでいる人」など、他人を覚える時の特徴として、髪の毛を目印にしていることは自然と行っているものです。また、髪の毛は短くしたり染めたりと様々な手を加えることによって、ファッション性の役割も果たしています。ファッション性があることで、個人のアイデンティティの確立にも繋がっていると言えます。

このように、『ムダ毛』と呼ばれている体毛ですが、私たちの体にとっては様々な役割を果たしてくれていることが理解していただけたでしょうか。人間の生活スタイルの変化によって、必要がなくなってきている機能もありますが、実は『ムダ』ではなかったと言えます。

とはいっても、やはりわき毛などは女性にとっては出来ればきれいに処理をしておきたいものです。もちろん、役割があるので脱毛をしてはいけないという訳ではないですが、それぞれが体にとっては必要なものだということを理解した上で、脱毛をするかどうかを決める方がよいでしょう。

脱毛をしたいと思う箇所は人それぞれだと思いますが、どこを脱毛するかを決める時に、どんな役割を担っているかということを少しでも思い出して決めて頂けたらと思います。